2010年4月23日金曜日

チャート化で4つのスキルを同時に身につける


青といっても人によって青のイメージは随分違います。言葉によるイメージは様々なので同じイメージが伝わるかどうか疑問です。

そこで「プレゼンテーション」や「セミナー」では、パソコンで作った資料を使って説明をする、聞く機会が多いと思います。チャート、イラスト、箇条書きによる説明は理解しやすく、受け手の思考の手助けになります。

同じことは日常業務にもいえます。人は考えていないことは行動できません。ですから分からないことも行動につながりません。ですから複雑な分析や情報を、相手にわかりやすく伝えることで、理解が深まれば、その分、モチベーションも変わります。

文章を丁寧に分かりやすくするために長々と書いてあっても、受け手は文字数を見ただけで嫌になってしまいます。読み終えても、どれだけ内容を理解したか、疑問が残ります。ほとんどの場合、ごく一部が印象的に残るだけです。それはそれでいい点もありますが、ビジネスシーンでは、行動につながることが前提です。

ところが発信する側も、チャート化することを考えると、難しく感じることも少なくありません。そこでは言葉で伝えようとします。コミュニケーションがうまくいかずに理解不足によるモチベーション不足になることもあります。

モチベーションアップに不可欠な7つの基本的なルールのひとつ「知識・技術要因」に不足が生じてしまうからです。チャート化して説明する習慣をつけましょう。と、言っても身構えることはありません。パワーポイントを使う必要もありません。ペンと紙があればできてしまいます。

マインドマップも同じです。マインドマップは自分が理解するために書いた方が分かるから書いて整理するためのもの。自分が分かりやすいように書けばいいのです。

チャート、図式も同じです。自分と相手に分かりやすく伝えるためのことです。
レポート用紙や、不必要な裏紙、カフェの紙ナプキンでも充分。会話しながらチャートを描き、説明する。相手にすんなり理解してもらうことが目的ですからシンプルにまとめて伝えることは鉄則です。わかりやすくビジュアル化することは実は合理的な仕事の進め方なのです。

受ける側もメモ用紙を常に携帯するのが常識です。携帯電話は持っているけれど、メモ用紙を持っていないのは常識がないと言われます。コミュニケーションするときに気軽にチャート化した図式を描ける状態にあること、それだけでもモチベーションの高い人の証明になります。

●日頃からチャートを活用し、論理的思考を育む習慣を身につける
●チャートを利用して、コミュニケーション力を身につける
●論理、仕組みをわかりやすく伝える習慣を身につける
●コミュニケーション力を高めてモチベーションをアップする習慣を身につける

チャート化で4つのスキルを同時に身につけることを習慣化しましょう。


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