2014年2月13日木曜日

<自分の人生のある場所で生きる>とは、自分が的をしぼった「ひとつのこと」に取り組むこと




人生を真に豊かなものにするには、一日24時間は絶対に少ないのです。ワークライフバランスとは均衡のある暮らしということではなく、本当に大事なことに集中できる仕組みを創ることです。



本当に大事なこととはなんでしょう?

それを知っているのは潜在意識です。

なぜなら顕在意識は余計な情報でいっぱいになって、正しく「あなた」を認識していないからです。

潜在意識に耳を傾けなければなりません。

なぜ正しく「あなた」を認識していないか、説明します。

私たちはあまりにも多くの余計な情報。端的に言うと目に見えるイライラするものです。
私たちには日常、意識している6つの階層があると言われています。

・環境
・行動
・スキル(能力)
・価値観(信念)
・アイデンティティ(自己認識)
・スピリチュアル(共同体) 共同体とは家族・組織・地域社会・国・地球・人類・宇宙

このうち目に見えるものは階層下位にある<環境>と<行動>だけですが、イライラしてしまう時には、自分が上位階層のメッセージを勝手に作り出し加味してしまいます。たとえば行動+価値観というようにです。




ケータイで大声で話している(行動)姿を見て、彼は周囲の人への気配りがない下品な人(価値観)というようにです。

しかし彼はたまたま重大な案件に接していて気が動転しているかも知れず、日頃、気配りを絶やさず優しい人かも知れません。気配りしているがゆえ、声こそ大きいものの態度は落ち着かせているのかも知れません。

ところが自分が他者の行動に自分で価値観を想像したためにイライラしてしまうのです。もし価値観を足さなかったどうでしょう?ただ大きな声が聞こえてくるだけです。イライラはあったとして、価値観を足したほどのイライラはなくなります。

つまり自分でイライラを強化しているのです。

これが余計な情報なのです。



私たちは不幸よりも不安に弱い生き物だということを思い出してください。パンが食べられないという不幸はそれ以下の不幸でもそれ以上の不幸でもありません。
しかし不安は「パンが食べられない」事実に余計な尾ひれ、つまり妄想を足した状態なのです。


では問題の核心です。

なぜ余計な妄想を足してしまうのでしょう?しかもネガティブな妄想です。

「パンが食べられない」ときになぜポジティブな妄想を描くことはしないのでしょう?

たとえば「パンが食べられない」けど、今度食べられるようになったら、空腹な分だけ、さぞかし、うまくて、楽しいだろうな。というようにです。

つまり私たちはポジティブな妄想より、ネガティブな妄想が好きなのです。

わざわざお金と時間を使って、ゾンビムービーを見にいく理由を思い起こしてみてください。

自分はウォルト・ディズニーという人は、この問題に果敢にチャレンジした人だと思っています。彼はポジティブな妄想を起こすことの素敵さに一生を賭けた人でした。そして自らが夢は実現できることを体現して見せました。



あなたの潜在意識にはなにがありますか?

ネガティブな妄想の原因には、人生初期からため込んだネガティブな記憶の貯金があります。

そして毎日毎日、目の前で起こる本当のところ、あなたにとって<どうでもいい現実>に余計な妄想を加算してイライラを増幅させ、目の前のテレビの本当のところ、あなたにとって<どうでもいい情報>に余計な妄想を加算して忙しくさせているのです。

つまりイライラと時間を大量に使い果たし、神経消耗戦を展開しているのです。これこそがあなたを陥れる罠なのです。

あなたが自分の人生のある場所で生きる>には、まず、この膨大なヴァーチャルな神経消耗戦のスイッチをオフにすることです。



そして、自分が的をしぼった「ひとつのこと」に取り組む時間。つまり何がなんでも自分の時間を確保することです。自分にアクセスして、<一日の早い時間帯>に<一日4時間>のアポをとることです。そして<あなたのプロジェクト>が<私の5つ星プロジェクト>になるように実行する時間をなにがなんでも確保し、絶対に自分との約束を裏切らないことです。




他者の・環境
   ・行動

にそれ以上の目に見えないことを足さずに、

自分の・環境
・行動
に実現したい
・スキル(能力)
・価値観(信念)
・アイデンティティ(自己認識)
・スピリチュアル(共同体)

を、毎日4時間使って、足していくのです。(続く)




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