2011年3月28日月曜日

セルフマネジメントでモチベーションアップ

自分のセルフマネジメント・ツールと用途をご紹介します。

段取りは、次のように紙とiPhoneが中心です。

1)夢ノート モレスキン 
 実現したい夢とその期限、ゴールデンルール(行動基準)、
 アイデア、ブログ&メルマガ・ネタ、
2)スケジュールノート スケジュールプラン、ひとり会議
3)GoogleカレンダーiPhone、iPad、MacBook同期)
4)Google Task タスク管理 GoTask (iPhone、iPad、MacBook同期)
5)システムノート 実行の記録、反省、保険証、マネー管理記録など、必要なものをまとめてある。
6)メモ帳 その時々のメモをすぐに着込めるように。



実行段階では、クラウドをコアに、作業によってMacBookとiPadを中心に、PC(Dell)を使い分けしています。

Evernoteが司令塔&仕上がり格納庫の役割を果たしています。

Evernote 仕事はじめ仕事結果と情報を一元化 最終格納場所
     親タグ、子タグで管理、
     対象分野ごとの情報まとめ(ノート兼用)
     仕事進行タグを次のように設定しています。

Evernoteには、ノートブックとノートがあります。フォルダ、ファイルに該当します。
ノートブックには、以下の名前をつけて、時系列で整理します。

1)これなに
2)いつかやる
3)次にやる
4)いまやっている
5)終わった

こうすると「いまやっている」に集中できます。見直しは毎週土曜日にしています。
併せて、スケジュール帳でプランニングします。スケジュール帳はいくら変更してもOKなので、汚くなっていきます。
頭をすっきりさせる作業ですので、気にせずにどんどん書き込みます。

その結果をグーグルカレンダーに入力して一元管理します。
「4)いまやっている」など時系列にした案件は、グーグルカレンダーを通して
iPhone、iPad、MacBookで同期しておきますので、いつでもどこでも同じデータが管理できます。

Evernoteも同じように同期していますので、すべてがiPhone上でリアルタイムでマネジメントできます。
開始時間が決まっていないことは、グーグルカレンダーのタスクに書き込み、iPhoneアプリToodledoでタスク管理しています。

こうすると、メモ帳iPhoneさえあると、すべてマネジメントできる状態になります。

作業は、EvernoteからMacBookまたDellのラップトップに落とし込んで作業します。
作業の内容でMacBookまたDellを使い分けしています。
細かい作業が多いMacBookは32インチ薄型テレビと接続して大画面で作業しています。

EvernoteMacBook&Dellに落とし込んでする作業は、ほとんど次の2点になるので頭スッキリ、取り掛かるまでの時間も時短で来ます。 

3)次にやる マインドマップ(スケッチブックを使う場合もある)
4)いまやっている 

結果は、Evernoteに戻しておきます。Evernoteでは差分の管理も出来るので重宝します。Evernoteはクラウドサービスなので、世界中のどこでも、いつでも、MacBookまたDellのどちらでも継続して作業できます。



この記事は、近日中に加筆して更新します。

2011年3月10日木曜日

5種類の暮らしのレベル。あなたはどのレベル?

私たちが、目標に向かってチャレンジするとき、5つの段階を上っていって、「よし、やるぞ」と強く、深くコミットメントしたとき、本気で向かっていきます。つまり、自分のモチベーションをアップする手順です。

その5つの階段とは、
・ステップ1.「なにも考えていない」レベル
・ステップ2.「どうしょうかな」のレベル
・ステップ3.「達成したい」のレベル
・ステップ4.「達成するぞ」のレベル
・ステップ5.「達成できそうだ(次、いくぞ)」のレベル

熱しやすく冷めやすい、感情的になりやすい人ほど低いステップで発進してしまいます。考えたらいいというものではありませんが、低いステップで暮らすことが日常化していることが気がかりです。

貧富の差が大きいといいますが、それ以上に大事なのが暮らし方のレベルなのです。
つまり5種類の人がいるというわけです。

・【レベル1】「なにも考えていない」レベルで暮らしている人
・【レベル2】「どうしょうかな」のレベルで暮らしている人
・【レベル3】「達成したい」のレベルで暮らしている人
・【レベル4】「達成するぞ」のレベルで暮らしている人
・【レベル5】「達成できそうだ(次、いくぞ)」のレベルで暮らしている人

で、このうち、一番カッコいい人は、【レベル5】の人です。



しかし、一番多いのは、【レベル2】の人です。明確なビジョンがなく、迷い続けている人。その曖昧さを埋めるために、どうでもいい情報に喰らいつき、消費活動に精を出す。肝心のことはいつの間にか忘れている。

見かけが意欲的な【レベル3】も要注意。取っつきは早いけれど、あきらめも早い。
あきらめが早いのは、「どうしたらいいか」に深く向かいあっていないからです。

成功するには、結果から逆算して、プロセスをプランして、取りかかるが常識。しかもプロセスでPLAN→DO→CHECK→ACTIONを怠らないことが基本条件。

【レベル3】の人は「したい」「したい」だけの感情的な行動に終始して、どうにもならずにあきらめる。【レベル4】の人も同じです。この種の人の危険は意識はやる気満々、でもやっていることが理に適っていない点です。

少なくとも道筋が見えるところまで、掘り下げて取り組む習慣を身につけたい。その状態が「走りながら考えろ」なのです。

2011年3月5日土曜日

責任を果たしたい人、逃げたい人

 「責任」とのつきあい方は、人それぞれです。なにより責任の解釈が人によって違います。責任あるポスト、仕事につくと「おめでとう」と声をかけられ、お祝いすることもあります。

ところが「責任をとる」局面に立つと逃げ出したくなる場合があります。日本には、昔から「切腹」という責任の取り方があって、ネガティブな印象があるのかも知れません。罰を受けることと責任をとることは同じなのでしょうか。

少し見方を変えると、人には責任をとる「権利」があります。能動的な解釈に立てば責任者になった喜びに通じます。しかし責任を放棄する権利があるかというと、そうもいきません。その後始末を誰かが引き受けないとならないからです。

 「責任と失敗」とどう向き合えばいいのでしょうか?
ポジティブに言えば「責任は果たしたい」、ネガティブに言うと「失敗は避けたい」
どちらも同じ意味だけど、心のありようはかなり違います。さらに、ありようをどれだけ変えても、ペナルティ、罰則が不安をもたらします。謝って済むペナルティもあれば、社会の表舞台から退場することもあります。

結局、責任を引き受けるとは、心の強さを鍛えることにつきると言えます。心はどうすれば鍛えることができるのでしょうか?身体を鍛えるように少し無理めを反復すれば可能でしょうか。

 努力しても身体能力には限界がありますが、心は身体以上に鍛えることができます。具体的にいうと感情をコントロールする力を強化することです。心を鍛える目的は我慢する力を高めることではありません。行動する力をアゲるためです。

行動が成果を果たすのは、現状を変えるからです。いくら考えても考えるだけでは現状は変わりません。そこで重要なことがあります。変えられることと、変えられないことがある現実を受容しておくことです。

もし、なんでも努力すれば変えられると思っていたら、自身がすり切れるまで努力する危険があります。

頑張れば変えられると思いがちですが、必ずしもそうはいかない。そうはいかないと決めつけたら頑張ることをやめてしまう人もいますが、それも間違い。要するに感情の扱い方次第なのです。変えようとするときに、感情は邪魔になるだけです。

変える、あるいは影響を与えるには自分の行動を変えるしかありません。結果を変えるには行動を変えるしかないのです。感情を高めた気合だけでは、できないことの方が断然多いのです。

頑張って疲労するのは判断を感情に預けてしまうからです。感情的な行動に走って台無しにしてしまう危険は感情世界に浸かってしまうからです。感情に浸からないために「限界」を知ることが重要なのです。限界を知ることは、あきらるのではなく、覚悟することです。

 分かっていないことが多いから、あるいは考えても、考えても、それでも分からないことだらけだから、論理的に考える大切さが浮かんできます。
 分かっていることを知って土台にして、ここから先は分らないから、やってみるしかないと手を打つのです。

 これが「なにがなんだか分らないけれど、やるしかない」という状態になったとき、どうしていいのか分からなくなり、やる気のあるポーズだけを作って責任から逃げようとするのです。どこまで知っていて、どこまでできるのか、それが分からないから不安になります。

 不安になるから覚悟が出来ないスパイラルに陥り、モチベーションはどんどん下がる一方で、逃げ出したくなるのです。

しかし、ここまでは分る、ここまでは出来ると認識していくと、分らない部分がはっきりします。覚悟するから、打つ手を考えることができるます。頑張るだけでは届かない「打つ手」を考えるキッカケになります。なぜするのか、どうすればできるのかを合理的に重ねていくことができるのです。

これが突破口になります。一歩、一歩、ゆっくりとPDCAを繰り返せばいいのです。それでいいのだと分ったとき、モチベーションは上がってきます。そして好ましい成果を多少でも感じられたとき、責任を引き受けたい欲求が高まります