2010年3月19日金曜日

なぜ、美人のトレーナーにつくとダイエットができるのか?

マートワンホームページ

ジムで起こるひとつ。
女性がヨガレッスンなどで、美人のトレーナーにつくとダイエットができることがあります。

その理由は実に単純。
美人の先生を目にしながらトレーニングするので、美のイメージが強くインプットされ、美への執着心が強まり、「動因」が高まります。

動因とは、動機づけの原因で、モチベーションが高くなる原因です。
モチベーションが高くなる要素には、「動因」と「誘因」があります。
「誘因」は、動因を支えて達成に引っ張る要因です。

美しくなりたい気持ちは自分の内側にある願望です。これが動因。
それに火をつけるのが美人トレーナーというわけです。これが誘因。
ごほうびなどインセンティブは誘因の代表です。

馬にニンジンではないですが、 トレーニングしたら、「こんなにきれいになれますよ」というサンプルが目の前にある状態といえます。
それにしても、馬の目の前にニンジンをぶらさげても、ニンジンを食べることはできないと思うようでは執着心は生まれません。

なりたいという欲求よりも、私はあのようになれないと考えるようだと美人のトレーナーが熱心に教えても効果は出ません。
モチベーションが継続できない人には、執着心の不足があります。
ネガティブなイメージを浮かべてしまい、ネガティブな結果を考えて、自分が作り上げたイメージに支配されてしまうのです。

対策は、ポジティブなイメージを描いて執着心を高めたらいいのです。
美人のトレーナーに接して、あんな風になりたいと本気で思えば努力できるのと同じ要領です。テーマがダイエットなくても、お金儲け、語学、何でも同じです。

ポジティブなイメージとネガティブなイメージ。
自分がどちらを選択しているのか、感情的にならずに、しっかり事実を認識します。
どちらが多いのか、自分の傾向を知る。さらに自分がどちらのイメージを求めているのか、知る。
イメージを実現するために、自分にふさわしい行動はどれかを考え選択しましょう。

自分が選択した行動を実行したか、しなかったのか、毎日反省しましょう。
自分の作り方が正しいか、間違っているか、100%アホでないなら自分で理解できるようになります。

たとえば「最後まであきらめない」が守れない。
あきらめてしまうのは、望む結果にこだわりすぎて失望するからです。
結果は大事だけど、結果に到達できるのは正しいプロセスがあってこそ。
だからプロセスを大事にしたい。結果が出ていても、出ていなくても、結果を出すために、最低限これだけのことをしたという自分への信頼が大事なのです。

もともと運動しない人に運動しろと言ってもその習慣がないので、運動が継続できない。
机に座って本を読む習慣がない人に本を読むことが継続できない。
イメージがないので、目的も、目標もなく、執着心は生まれないし、継続できずに、簡単に投げ出してしまう。
感情的に取り組まないようにして、執着心ができる問題を乗り越える仕組みを作るようにします。

・ポジティブなイメージ(それが目標です)
・習慣化
・仕組み化
・最適化

目標とは、「やらなければならない」「そうでなければならない」というものではなく、「そうなりたい」と心からの希求そのものなのです。
ですから目標がポジティブなイメージであるのは当たり前なのです。
それを、ネガティブなイメージにして、どうするんや!という感じ。

運動する習慣がない人が運動を継続するのは大変です。
その大変を乗り越えるのが「目標」、つまりポジティブなイメージなのです。

イメージと違うから努力する、プロセスを大事にするわけです。
イメージと違うから努力しないとは真に奇妙なことなのですが、それに気がつかないのは、ダブルスタンダードにしているからです。

口では目標数値を言ったりしても、ネガティブなイメージを浮かべて取り組んでい
ると、それが目標になっているのです。
ようするに、結果がネガティブなイメージ通りになるのは、見事に目標達成なのです。「どうぜ、私にはできない」という目標はこうして達成されるのです。

数値目標はポジティブなイメージそのものであるはずなのですが、それがそうでな
い状態、それがリアリティでない状態なのです。
嘘だからリアリティがないのは当たり前です。

プロセスを大事にできないのは、ネガティブなイメージ、つまり失敗の予感に振り回されるからです。
自分に誠実になりましょう。目的も目標は誠実さからしか生まれず、その達成も誠実さによって現実になります。
それは難しいことではなく、シンプルに、ただただ率直、素直に、自分の願望に取り組むだけのことです。

まず、手抜きせずに取り組むことです。習慣化です。
習慣化しても成果がでないと、馬鹿でない自分は、「どうしたらできるのか、考えます」・・・仕組み化が始まります。それでも成果が出ないと、最適な方法の追求を始めます。・・・最適化が起こります。
やらなければならないと考える人なら、この一連ができる力を持っています。

習慣化できない内に、ネガティブな目標を密かに企んで、結果ウンヌンはやめましょう。

部下にポジティブなイメージを与えるには、部下がイメージしやすい話題を選んで語り合うといいでしょう。
その上で意識を変えようとするより、行動を変えること、行動の習慣化を優先します。

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