モチベーションが高く、成長する働きがいのある会社は感謝が得意です。
感謝はコミュニケーションの潤滑油であるだけでなく、意欲を育みます。誰でも知っていることですが、意欲につなげるには、金一封や記念品だけではなく、個人、チームの尊厳に触れて感情を震わせることが重要です。形骸化しないようにプロジェクト、プログラム、計画の発表段階での表現を効果的にしましょう。
企業理念、さらに会社のあり方を具現化するプログラムに基づいて大きく貢献した個人と事業所、グループを対象に半期ごとに行う表彰があり、個人については「MVP(仮)」「優秀マネジャー(仮)」「優秀新人賞(仮)」がある。
また勤続年数が5年、10年、20年、30年に達した長期勤続者に対して、感謝の意を表して金一封と記念品を贈呈する。また契約社員についても同様にしており、アルバイターにも2年、4年勤続者に金一封を贈り感謝を表する。(年数についてはそれぞれの会社の事情に適応するようにしている)
以上のことは、どこの企業でも概ね実施していることである。特に留意しているのはその呼称である。賞の名前は創業時に多大な貢献をしていただいた方の名を冠としている。
他社との違いを出す施作としては、考案中のものも含め、それ以外で該当しそうなものに、たとえば新規に資格取得者に対する表彰がある。資格の難易度、重要性を考慮して金一封、記念品を贈るのも育成を大事にしているからだ。またコスト削減で優秀な実績を納めた事業所を対象に金一封の贈答もある。
いずれにしても評価の仕方が重要で、信頼関係を強化するものでなければならないので、公正かる連帯感が強化されるルールを対象期間の事前に明文化している→「触発する」のエリアに含んでいる。
表彰の結果は理由、どのようなあり方でどのように達成したのかと併せて、社内の媒体を駆使して全員に報告。→「語りかける」のエリアに含んでいます。
意欲につなげるには、金一封や記念品だけではなく、個人、チームの尊厳に触れて感情を震わせることが重要です。形骸化には細心の注意が必要で、それはプロジェクト、プログラム発表段階での表現に影響を受けます。
0 件のコメント:
コメントを投稿