結局、人は二種類しかいません。
人のすてきなところを刺激する人と欠点を刺激する人です。
人のいいところを刺激する人は、悦びをモチベーションにして動いている人です。その人自身がポジティブに、楽しく生きている人です。
人の欠点を刺激する人は、怒りをモチベーションにして動いている人です。
怒りを原動力にして、成長していく人もいますが、その場合は他者から評価されやすい点、つまりDoでの成功に集中しているので、期間限定地域限定で、やがて朽ちていきます。
いいときはそれなりに人も寄ってきますが、どちらかというと利害中心なので、本当の絆が築けることがなく、具合が悪くなりだすと人が離れていきます。
絆が築けないのは、怒りが原動力であるため日常的に感情的でイライラさせられるからです。怒りがエネルギーになっている人は、嫉妬深く、他者の幸福を祝福できません。うわさ話を好み、悪く言うことを快楽にしています。
自分と同じように怒りを原動力にしている人といることが多く、悪口を娯楽のように楽しみます。ほとんどの場合、結果にしか関心がないので、いいときは有頂天になりますが、プロセスでの反省が乏しく、その意欲もないので、話の内容も誰でもが知っている定説中心で自分の意見が語られることはほとんどありません。
従って必ずしっぺ返しがきます。悪くなると正確な対応ができないのでイライラと感情的になるばかりで、自分以外の人やことに「ひどいもんだ!」と責任をなすりつけますが、その自覚がありません。もともと主体性がなく他動的だからです。
怒りを原動力にしているのは、目的が怒ることにあるからです。つまり悪口を言って楽しんでいても、それが目的ではなく、最終的にさらに強い怒りを手にします。つまり自分は怒りのネタでしかないのです。目的は「ひどいもんだ!」を体験することにあります。これがこの人の人生の目的であり、それを達成するための構えが怒りなのです。日常的に怒りをトレーニングしていたことが分かります。
つまり思っていることが達成できなかったのではなく、本人は無意識に怒りにフォーカスしていたのです。つまり思い通りになったのです。思考は現実になるという神話は見事に成し遂げられるのです。
ですからこのような人と出会ったら、「なんであの人はああなんだろう」と悩まず、関わらないことです。逃げるが勝ちです。
悦びをモチベーションにしている人は人として在り方(Be)に集中しているので結果より、プロセスに励ましを送ることができます。つまり上から目線ではなく、同じ目線で応援できます。ですからこの種の人から励ましを受けると伝染して自分も同じように励ますことができるので、愛が働き、つきあうほどに絆が深まり、Win-Winの関係が築けます。その最大の理由は、安心できるおかげで、元気なれるからです。
仕事、恋愛、結婚は人生の一部に過ぎません。ですから人生そのものをうまくやれる人は、人生の一部も楽しくやれます。このタイプの人となら楽しくやれます。
もちろんリーダーシップを働かせることもできるのは言うまでもありません。
もちろんリーダーシップを働かせることもできるのは言うまでもありません。
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